一番大事な文字。
2006.11.29
熊本市 健軍本社横 文字彫り工場での作業です。
棹石(お墓の一番上の石)の彫りこむ文字を彫る準備です。
①まず最初に 何と彫るか を決めます。
あらき石材のお客様で一番多いのは、『○○家』です。
その次が、『○○家之墓』
後は、『絆』などの一文字だったり、『南無阿弥陀仏』だったり、色々あります。
今回は『○○家』のパターンです。
②文字の書体を決めます。
このとき、あらき石材より何種類かの文字をご提案します。
今回は、『行書体』でキマリッ!
(お施主様 自ら文字を書かれることもOKです)
③次に棹石(文字を彫る石)の大きさに合わせて文字の大きさ、配置を決めます。
(この工程はむらっちさんからのご意見により採用させていただいております)
ここも、お客様にあらき石材よりのご提案。↓(A-4又はA-3の紙でのご提案)
↑あらき石材からの提案の文字の配置。
④お客様のご希望で少し配置を変更。
『家』の文字だけを少~し 右 に寄せました
かなり微妙。
⑤次に、石の大きさまで文字を拡大して、実際に大きさを確認。
⑥石全体にゴムシートを貼り、原稿を当てて 文字を写し 文字の部分だけゴムを切り抜く。
(コンピューターでゴムシートを切り抜くことも出来ますが、今回は手作業。黒い部分が切り抜いた部分)
(高圧空気に特殊な砂を混ぜて吹き付ける、サンドブラストという機械を使い文字を彫ります。ゴムシートを切り抜いたところだけが彫りこまれていきます)
これで文字を彫る準備は終了。
この部分は機械を使って手作業で彫っていきます。
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