リフォーム工事終了
2008.05.01
熊本市営墓地 桃尾墓園
KJ家 墓石リフォーム工事終了しました。
昭和54年に建てられたこのお墓。
(当時でかなりの金額で建てられていると思います)
パッと見、墓石本体は何も問題ないように見えますが・・・
じつは・・・
あちらこちらの部品が外れています
石の重みでのっかっているだけ。
非常に危ないです。
もちろん石どうしが離れてしまっているので雨水の浸入もあり。
参道の張り石はなぜかツギハギ。
(お施主様がおっしゃるには、途中何も手を加えてないそうですから最初から・・・だそうです)
赤は張り石のツギハギ。
緑はロウのシミ。
そして・・・
『開かずの扉』
正確に言うと『引っかかって非常に空けにくい扉』
お施主様のご希望では
『このお墓の石をそのまま使い建て直し』でしたが、
一旦解体し建て直し、形にすることは出来ますが
弊社としてはこれから先保証できないと判断しました。
この事例と同じです ←クリック
また、小さな部材。うっすい部材が沢山使ってりましたから・・・。
という事で、お施主様とお話をして
お墓の下半分(納骨室周り)は新しい石を使い
あらき石材流で造らせて頂くことになりました。
あと・・・
このお墓、パッと見では分かりませんが、
使ってある石も 3種類
色んな石がバラバラに使ってあるのです。
おしゃれな感じの使い方ではなく、寄せ集め的な使い方。
しかも、
今では採掘されていない石ですので違う石で作ることになりました。
石選びをするのに天気のいい日にサンプルを持って行き並べる
コレでどの石が一番色が合うかを確認します
今回は、お客様がコレを見て選んでいただいた
一番右の 『北大青 浅』に 決定。
解体工事を済ませ
益城町 加工工場に持ち帰り加工する
で、完成したお墓がコレ
↓ ↓ ↓
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元々あったお墓の玉垣も、
長さをあわせるために間に柱を入れて
この様な形になります
↓ ↓ ↓
ソデ石(親柱)には物入れをつける。
完成。
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このお墓が
こうなりました
↓ ↓ ↓
お墓の前の通路が草が生えて荒れていました
熊本市に言ってアスファルトを打ち直していただきました。
大きさ:1970ミリ(幅)×2480ミリ(奥行き) 約5㎡(1.5坪)
石種:北大青(浅)
石塔・墓誌・玉垣 (上半分)の石は既存の物を加工して使用
(部分的には、色を合わせるための処理も施しました)
石材は限りある資源
ご先祖様が残してくれた物を大事に使いましょう
あらき石材は環境問題に取り組み、
石屋さんとしてできることから実践しております
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