わが母校
2007.12.01
熊本市立健軍小学校
ココは私が23年前通っていた小学校です。
そこから
『健軍の名人に習おう』
の授業で 「なんか石で作ってもらえませんか」との依頼
時間は1~2時間
(先日は約30人の子供達が健軍本社に来ました) ←クリック
しかし・・・
なんか作れといわれても・・・
最初はやわらかい石を持って行き
彫刻をしようかと思ったが・・・
『地味すぎる』 『パッとしない』
子供達が 『をーーーーっ』
となるような何か?と考え・・・
そうだ、アレにしよう。
チョッと前に石を磨く授業があったみたいなんです
(うちの子がやってました)
それを思いだし、
『本物の石磨き』を見せてあげよう
磨く前と、磨いた後ではまったく見た目の変わる御影石。
特に黒御影
当日、磨きに使う道具を積み込み
いざっ 健軍小学校へ・・・
↑
場所はグラウンド
使う道具はこんな道具
↓
凸凹の表面を赤線に沿って削り
研磨をかけます。
(平面と丸み)
何をやってるかわから無いといけないので
一つ一つの工程を説明しながら作業を進めます。
まずは切断(凸凹の山を取ります)
次に削りだし(丸みを取ります)
そして研磨(磨きです)
コノ作業
目の粗い研磨板から目の細かい研磨板まで8工程行ないますが・・・
単純な作業なんです(奥は深いのですが)
そこで感じたのは・・・
子供達に飽きが来る
ヤバイ。と感じ
あきが来ないように考えながら
「説明をしながらスピーディーに作業をします」
そして研磨終了。
手早くやった割には綺麗に磨きがかかり
私も大満足。
子供達も『スゲーっ』 『きれー』とか
黒御影は元々グレー(白っぽい)で磨くと真っ黒になるんで
磨いた事が見た目でわかりやすいんです。
(むっふっふっヾ(☆▽☆) 計算どおり)
皆さんに感激していただけました
『磨き』が終わりまだ時間があったんで、
もう一つ準備していた『実演』
『石割』 ←クリック
大きな石を割るということはなかなか無い事なんで・・・
①まずは子供達にハンマーで石をたたかせる。
(そこで石は簡単には割れないという事を感じさせる)
②次にドリルで穴をあける。
その時思った・・・
コレも単純作業なんで子供達に飽きが来る
そうです!そんなときは
子供達に穴をあけさせてしまえ~
しかも使った事のないドリルを使わせる。
危険はあるかもしれないが、
補助してあげれば立派に出来るはず
そんな感じで
30人(男の子・女の子)みんなにドリルを使ってもらい
穴をあけてもらいました。
③でその穴に『せり矢』を入れて石を割る。
割れた瞬間・ひびが入った瞬間
「をぉ~~っ」 「スゲー」と歓声が上がる
私も何度やってもコノ瞬間は『やってやった~』の気持ちになります。
途中、巧と記念撮影
先生が撮ってくれました。
約一時間半の実演
こんな事でよければいつでもやりますよ~
わが母校の為ですから。。