救助要請!!
2007.01.08
土曜日のすごく寒い夜の事でした。
PM10時過ぎ、自宅で大好きなビールを飲みながら、TVを見ていると・・・
うちの奥さん:「なんか犬の泣き声がする」
息子:「犬じゃないたい、猫たい」
あっ!:「どれっ!」 TVのボリュームを下げる。
すると 「ワウォ~ン・ワウォ~ン・ワウォ~ン」 と犬の泣き声
あっ!:「犬だ!どこやっ!ナンや!」
すぐに外に出て周りを見渡すが真っ暗で何も見えない!しかし泣き声は近い!!
懐中電灯を持ち出し、声の方向を照らすとなんと、うちの横の小川に中型犬がいるではありませんか!
家と反対岸に行けば近くで見えそうなんで、反対側に行ってみる。
どうやら、自分で動けない様子だ。
今日は冷え込んでいる!助けなきゃ!(その日は、人吉方面は雪の為高速道路は通行止め)
しかし、助けようにも、その川はうちから4メートルほど低いところにあるし、何も道具もないし、真っ暗。
そうだ!以前に、TVで消防が犬を助けるシーンを見た!事を思い出し半信半疑だったが、すぐに119番へTEL
すると、消防は「ご近所の方で救出してください」とのことだったが、
いろいろ事情を話し、来て頂く事に。
息子と二人で目立つところに消防をまっていると約10分後、到着。
消防:「この川はどこから降りればいいんでしょう?」
すると、
息子:「こっちから降りれるよ!」
あっ!: ・・・?「お前は何で降り方を知ってる?」
息子:「○○君と降りて川で遊んだ事がアルもん」
今は川は整備されてコンクリートの小川になっているが、私が子供の頃もこの川で遊んでいた。
この歳だったかな~なんて思い返しながら・・・「川で遊ぶと危ないけんね!」
で、消防の方4人で救助をしていただき、調書を取られ、救助完了。
しかし・・・
消防:「救助は出来ますが、保護は出来ないので・・・」
まっ仕方ないか~!
家で預かる事に。
でもっ!
うちに犬を置いておくようなスペースはない!
外は寒いし・・・
仕方なくバイクを出して、バイクのスペースに一泊させる事に(涙)
ストーブで部屋を暖め、びしょぬれの体をドライヤーで乾かす。
恐怖心か寒さか、体の震えは止まらない。落ち着きもない。
歩き方もおかしい、怪我をしているようだ(外傷はないが)
牛乳を飲ませたら 飲んだ。
(犬をつないでいる赤い紐は、消防の方が貸してくれた紐。次の日に行なわれる消防出初式のときに返すという事で貸してくれた)
電気を消して、ほっといたら寝た。
AM1:00の事でした。
次の日、ドッグフードを食べさせ、外に出していたらリラックスしていた。
首輪をしているので誰かの飼い犬、この犬をうちで飼うわけにもいかないし飼い主を探す事もできない
市役所に電話をし、引取りに来てもらった。
日曜日に市役所は動いてくれた。
保護された犬は動物愛護センターで保護して
インターネット上で飼い主を探してくれる←クリック
この犬の飼い主が見つかるといいですね~。
消防士の皆さん、市役所の職員さんのおかげで・・・ありがとうございました。